あなたはリーダーシップがありますか?

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「商業界」は商人と商業人とマーチャントのための総合誌。小売業と卸売業と製造業、そしてサービス業のためのマーケティングマガジンです。
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月刊商業界をお読みの皆さん。ようこそ!
商業界の中ではリーダーシップを、4つのリーダーシップスタイルに分けて説明させていただきました。ただ、リーダーシップ論は、世の中にいろいろあるんですよね。チームが在って、そこにリーダーがいれば、そのリーダーの数だけリーダーシップ論があるのではないかと考えるのですよ。でもリーダーは誰でも試行錯誤しますよね。

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月刊商業界で説明しました、リーダーシップスタイルを使い分けるのは、言わばテクニックです。テクニックを上手に使うと、非常に効果的なのですが、あまりテクニックに走りすぎると、うそっぽくなりますよね。相手に心が伝わらない。やっぱり、リーダー自身が「チームが最高の結果を出すために、チームを導くこと」を自己満足の為ではなく、チーム全員のことを思って、心から取り組んでいるのでは伝わり方が変わってきます。
ここでは、テクニックではなくリーダーシップマインドについて解説していきます。
 リーダーシップマインドは、5つの心の集合体と考えています。一つ一つが独立しているが、どれ一つとして、店長には欠かせない力なのです。
その5つの力とは、人材開発力・情報力・対人力・目標達成力・自分力の5つです。
この5つのリーダーシップマインドを自己分析してみることで、普段の営業中での気づきになるのです。12月はまず、人材開発力について解説してみたいと思います。(図-1)

【人材開発力】

人材開発力とは、単純にトレーニングが上手かどうかということではありません。この人材開発力とは、さらに4つに分けることができます。

・トレーニングディシジョンメイキング(人材育成における優先順位と判断力)
・プロブレムソリューション(問題解決の方向性を示す)
・チームモチベーション(スタッフ一人一人のやる気)
・ゴールコンセンサス(ゴールを示し理解させる)

の4つです。

(1)トレーニングディシジョンメイキング(人材育成における優先順位と判断力)

人のやる気とは手を伸ばせば届く目標を設定してあげることです。あなたはスタッフ一人一人に、今日の営業中の成長を考えていますか?
「全ての営業時間・労働時間は人を成長させるためにある。」と考えてみてください。
「人は成長を感じている時に仕事の喜びを感じる」のです。何の目標もなく過ごしてしまえば過ぎてしまう時間を、セルフトレーニングの時間に変えるかはこのリーダーが見極める力しだいなのです。
新人のスタッフであれば、今までできなかったスピードや量・質を問いてみてください。ベテランであれば店全体の営業状態、新人へのトレーニング、売り場作りでもいいでしょう。目標をたてトレーニングを進めるにしても、今積極的にトレーニングした方が伸びる場合と、あまり目標など持たせずに、今の状態を維持させてあげる方がいい場合もあります。それらのトレーニングを進める上で求められる判断力がこのトレーニングディシジョンメイキングなのです。

(2)プロブレムソリューション(問題解決の方向性を示す)

ホールの床がいつも汚れていたとします。もちろん清掃はしますよね。大事なのは、掃除の方法を教えることではなく、なぜ汚れやすいかを調べて、気づかせることなのです。お客様の靴が汚れているからなのか?清掃道具が悪いからなのか?頻度が足りないのか?床財が悪いのか?それらのことをスタッフに自分がその問題に気づいたと思わせる ことがこの力です。自分で考えたことに対するアクションと人に言われたことに対するアクションでは、取り組み方も違います。つまり、問題解決の方法に気づかせることが、別の問題に対しても解決する方法を考える習慣づけになるのです。

(3)チームモチベーション(スタッフ一人一人のやる気)

チームのやる気(モチベーション)とは、まずは一人一人のモチベーションがなければできません。そのためにスタッフがチームにおいて自分の役割が明確になっていることが大事です。リーダーであるあなたから必要と思われていることってとても重要です。だからこそ「おはよう!」と笑顔で挨拶をあなたからする必要があるのです。「お疲れさまでした。今日は営業中に ○○が良かったよ」と声をかけてあげることが必要なのです。そんなことで個人のやる気が生まれるのです。

(4)ゴールコンセンサス(ゴールを示し理解させる)

個人のモチベーションが高くても、それだけでは勝てません。選抜チームが単独チームに勝てないのはそのせいです。チーム全員が達成したいゴールが明確でその意識が強いことが全員の力を引き出すのです。全員で明確なゴールを持って戦っていることを意識させ、感じさせることがリーダーの役割でもあるのです。

以上があなたに求められる人材開発力です。

このホームページ上で、残りの4つの力を月1ペースで連載していきたいと考えています。セルフチェックシート(図-1)を付けますので、自分自身のリーダーシップマインドをチェックし、足りない部分を意識して営業してみましょう。きっと、今まで気がつかなかったリーダーシップが見えてくるに違いありません。では、今月は、人材開発力のセルフチェックを実施してみましょう。

-セルフチェックとその対策-
人材開発力は、4つの要素があり、それぞれが5段階で示されています。各要素の中であなたが自分自身でもっとも当てはまると思われるものを1?5の中から選んでみてください。当てはまるものと当てはまりにくいものがあるとは思いますが、一番近いとあなたが思うものでいいのです。点数をつけたら、レーダーチャート(図-2)に自分の点数を記入して線で結んでみましょう。
セルフチェックが終了し、自分の人材開発力を見てどう思うのかが大切なのです。

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カテゴリー : Download, 商業界